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解体お役立ち情報 2022.05.14

住宅を解体するときの廃棄物の処理方法についてご紹介します!

「住宅の解体を検討している」
「廃棄物はどのように処理したらよいのかな」
 
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
 
今回は、住宅を解体する際の廃棄物の処理方法をご紹介します。
 
 

*排出事業者とは

 
廃棄物とみなされたものは、適切に処理・処分しなければいけません。
森や地面の中などに埋めてしまうと、不法投棄になってしまい罰則が科されます。
基本的には、住宅解体業者や処理業者が処分を行ってくれます。
しかし、最低限の知識をつけておくことが必要です。
 
誰がその廃棄物を出したかによって、処理責任が変わります。
ここでは、「排出事業者」という考え方が用いられます。
不法投棄などの違法行為が発生した場合にも、排出事業者が罰則を科せられます。
 
排出事業者とは、そのごみを出した本人や組織を指します。
住宅の解体工事の際は、解体業者がこれに該当します。
そのため、不法投棄などが発生した場合にも、解体業者に罰則が科されます。
 
解体業者が「産業廃棄物収集運搬許可」を取得していない場合があります。
この場合、許可を取得している業者に依頼しなければ、廃棄物の処理ができません。
業者探しの手続きなども解体業者が行ってくれるので、心配する必要はありません。
 

*分別解体とは

 
「分別解体」という考え方を理解しておく必要があります。
解体工事の依頼主が何かをするわけではありません。
しかし、解体工事を依頼する際の知識として、つけておいて損はないでしょう。
 
分別解体とは、解体工事によって発生した廃棄物を、種類に応じて分別して処分するよう
建築リサイクル法で定められた規定です。
 
以前はごみの種類を問わず、全て一緒に解体・処分を行っていました。
しかし、建築リサイクル法の施行に伴って、廃棄物の種類ごとに分けて処分することが義務付けられました。
 
主な廃棄物の種類には、木くずや鉄くず、プラスチック類やガラスなどがあります。
解体工事を通じて廃棄物が発生した場合には、上記のような種類に分別されます。
分別解体によって人件費や手間はかかってしまいますが、環境面への負担を考慮すると必要事項です。
 

*廃棄物の処分場

 
廃棄物の処分場には、中間処分場と最終処分場の2つがあります。
中間処分場とは、廃棄物の量を減らしたり資源化したりする施設です。
廃棄物の種類に応じて、償却や圧縮、脱水などの工程を行い、適切に処分できるよう処理がなされます。
廃棄物の再資源化という観点から、中間処分場での処理は欠かせません。
 
最終的に廃棄物を処分する場所が、最終処分場です。
ごみ処理場やごみ埋立地と呼ばれることもあります。
地上や水面に貯留構造物を造成し、廃棄物を埋め立てることで自然に戻す取り組みを行っています。
 
どちらの処分場も、都道府県の許可を得ないと開設することができません。
誰でも廃棄物を処理できるわけではなく、厳しいハードルをクリアしなければいけません。
安心して廃棄物処理を任せることができるでしょう。
 

□廃棄物の種類について解説します!

 

*産業廃棄物

 
耳にすることが多い「産業廃棄物」は、事業活動に伴って発生した廃棄物のことです。
再資源化やリサイクル化を目的に定められており、適切な処理が求められています。
 
産業廃棄物の定義は、「事業活動に伴って出たゴミの中で、20種類の指定された廃棄物は、産業廃棄物である」と法律で明確に定められています。
解体工事は業者がお金をもらって仕事として行っており、事業活動です。
そのため、住宅の解体で発生するごみは、産業廃棄物です。
 
20種類の産業廃棄物には、燃え殻、廃油、ゴムくず、金属くずなどがあります。
いずれも家庭ごみなどで発生するものではありません。
このようなごみが事業を通じて発生した場合には、産業廃棄物として処理する必要があります。
 

*一般廃棄物

 
一般家庭の日常生活で発生したごみのことを指します。
「産業廃棄物に該当しない廃棄物」という認識で問題ありません。
例えば、燃えるゴミや燃えないゴミ、粗大ごみなどがこれに該当します。
 

□業者に回収を依頼したほうが良いものをご紹介!

 
業者に回収を依頼したほうが良いものは、再資源化が可能なものです。
主な品目は、以下の3つです。
・鉄などの金属製品
・プラスチック
・タンスなどの木製品
 
金属やプラスチックは、スクラップ工場や専用業者に持ち込むことが多いです。
そのため、業者に処理してもらいやすいごみの代表例といえるでしょう。
また、タンスなどの木製品も木材としてリサイクルしやすいです。
処分に困っているものがある場合は、解体業者に相談してみましょう。
 

□まとめ

 
今回は、住宅を解体する際の廃棄物の処理方法をご紹介しました。
住宅解体の際の廃棄物処理について理解を深めていただけましたか。
本記事を参考にしていただければ幸いです。
 
名古屋市周辺で住宅の解体を検討している方は、ぜひ弊社にお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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