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解体お役立ち情報 2023.01.21

家の解体前にネズミを駆除する必要がある?その理由と住処にならないための対策とは?

ネズミは都市から砂漠まで世界中のあらゆる場所に生息しています。
小さく可愛らしい見た目をしていますが、それに反して食べ物や住まいに被害をもたらすほか、病原菌や寄生虫などを媒介する恐ろしい生物として知られています。
多くの被害をもたらすネズミですが、実は解体工事に大きく関わっているのです。
そこで今回は、解体工事に関わるネズミの影響について解説します。

□家を解体する前にネズミを駆除する必要がある?ネズミの住処にされやすい場所はどこ?

*ネズミを駆除する必要があるのか?

解体工事では、騒音や粉塵の飛散などで近隣の方に迷惑をかけてしまいますが、ネズミの移動も迷惑をかける原因の1つです。
廊下や天井裏などは、ネズミの住処となっている場合も多いです。
ネズミたちは解体によって住処がなくなりそうになると、新たな住処を探します。
そうなると、近隣の方の建物を新しい住処にして、繁殖する可能性も出てきます。
建て替えなどでこれからも近隣の方達との関係を良好にしておきたいなら、家を解体する前にネズミを駆除することをおすすめいたします。

ただし、必ずしもネズミの住処になっているとは限らず、住処になっていない場合は駆除する必要はありません。
そのため、家を解体する前にネズミがいるかどうかを調査することがおすすめです。
自治体によっては、ネズミの生息調査をしてから家の解体を始めるように定められている場合もあるため、事前に行政窓口に確認しておくと良いでしょう。

*ネズミの住処になりやすい地域や建物は?

まずは、飲食店の多い地域です。
ネズミは体が小さく、体内に多くのエネルギーを蓄積できない特徴があるため、何かを食べ続けなければ生き続けられません。
このような生態を持っていることから、餌を食べ続けられる環境を住処にしやすい傾向があります。

その結果、ネズミは飲食店の周辺にある残飯を求めて、飲食店の多い地域を住処にします。
飲食店を住処にするケースもありますが、その周辺にある一般住宅を住処にするケースもあります。

次に、自然豊かな地域です。
もともとは自然豊かな環境で活動していたネズミも、餌がなくなると人間が住む地域にやってくる場合があります。
そこで、食べ物や残飯などの餌を見つけることで、そのまま留まり続けようする傾向があり、結果的にネズミの住処となってしまいます。

最後に、空き家です。
空き家には餌となるものがないことがほとんどですが、寝床として利用するには最適な環境だと言えます。
その理由は、空き家には人がいないため、駆除される心配もなく、ネズミも安心して暮らせるからです。
空き家を拠点にして、近隣住宅や地域のゴミ回収所を荒らして、餌を探すネズミも少なくありません。

□ネズミの住処にならないようにするための対策とは?

家を解体する前にネズミの駆除をおすすめする理由に関しては、ご理解いただけたと思います。
ネズミの住処となっていなければ駆除の必要がないので、前項をご覧になった方の多くは、事前にネズミの住処にならないようにしたいですよね。
ここからは、ネズミの住処にならないための対策を紹介します。

何よりも大切なことは、ネズミを侵入させないことです。
ネズミはわずか1.5センチの隙間でも侵入してくるため、侵入の可能性があるエアコンの配管通部・下水や排水口・換気扇・シャッターの隙間などを金属板やセメントなどのネズミにかじられない素材で防ぐと良いでしょう。
そもそもネズミが侵入できなければ、家の中がどのような状態でもネズミの住処にはなりません。

しかし、どれだけ対策をしても、ネズミは侵入してきてしまう可能性があります。
その場合は、ネズミは人の手が入っていない場所を好む傾向があるので、掃除や換気を定期的に行ってネズミの発生を抑えることがおすすめです。
ネズミの餌になるような食べ物を処分しておくのは当たり前ですが、家屋の中を綺麗に保つことでネズミの侵入を防げる確率が高まります。

また、前項でもお伝えしましたが、ネズミは餌を求めて人が住んでいる場所を住処にしやすい傾向があるので、食べ物に関する対策も効果的と言えます。
食べ物については、冷蔵庫や密封した容器に入れ、食品保管庫を密封構造にすることがおすすめです。
調理で出た生ゴミ類は密封した容器に入れて、排水口や床に残さないようにすることが効果的です。

さらに、ネズミが巣を作れない環境にすることもおすすめです。
ネズミの巣の材料となるのは、紙類・布類・ビニール類なので、これらを放置せずに不要になった場合はすぐに処分しましょう。
キッチンの床や機器類、排水口、ゴミ箱などを常に綺麗な状態に保ち、ネズミの巣になるような材料は極力放置しないことがおすすめです。

□まとめ

解体する予定の建物がネズミの住処となっている場合、解体工事によって近隣の建物に巣を移動させる可能性があるため、事前にネズミの駆除が必要です。
ただし、ネズミの住処になっていない場合は駆除の必要がないので、現在の建物をいずれ解体しようと検討されている方は、今回解説した対策をしておくと良いでしょう。
また、弊社では名古屋市周辺で解体工事を行っておりますので、解体工事をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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