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解体お役立ち情報 2023.02.21

家を壊す際にお祓いは必要なの?お祓いについて解説します!

思い入れのある家を解体する際に寂しさを感じると同時に、お祓いをきちんと行ったほうが良いのかと考える方が多くいらっしゃいます。
この記事では、家を壊す際にお祓いは必要なのかを、お祓いの流れやマナーも併せて解説します。
ぜひお役立てください。

□家を壊す際にお祓いは必要なの?

結論から申し上げると、お祓いをするかどうかは個人の自由です。
お祓いをしたい場合はお祓いをして、そうでない場合はお祓いをしなくても問題はありません。
しかし、個人の自由と聞くと、お祓いをするべきかどうか悩んでしまいますよね。
そこで、ここからはお祓いについて解説していきます。

*お祓いとは?

日本では魂が宿ったものは魂を抜いてから処分するという考えがあり、お祓いを怠ると災厄や災難が起きると恐れられています。
魂が宿ると聞くと想像しにくいですが、有名な話で例えると「人形に魂が宿って髪の毛が伸びる」というものです。

この人形と同じように長い年月を経た家は、「気」や「魂」が宿ると言われており、良い魂もあれば、悪い魂もあります。
解体工事の前に行うお祓いは、長い期間お世話になった土地や家にお礼を伝え、宿った魂を抜くことを目的としています。
言い伝えや迷信を信じないという場合は、無理してお祓いをする必要はありませんが、「悪いことが起こりそうな気がする」「お祓いしないと落ち着かない」と考えているのであれば、お祓いを行うことをおすすめいたします。

生きていれば、良いことも悪いことも起こるので、お祓いをしなかったことが原因で悪いことが起きたとは断言できませんが、「しっかりとお祓いしていれば」と後悔する可能性があるので、不安をお持ちの方はお祓いをすると良いでしょう。

*解体工事の前に行われるお祓いは?

解体工事の前に行われるお祓いは、「建物解体清祓」「井戸埋清祓」「魂抜き」の3つが主に挙げられます。

建物解体清祓とは、家を解体するときのお祓いのことで、取毀祭(とりこぼちのまつり)とも呼ばれます。
家の守り神である「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)」と「屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」に対して行い、解体する前に取り壊すことを報告し、感謝を伝え、工事が完全・順調に進むように祈祷します。

井戸埋清祓とは、井戸を撤去する際に行うお祓いのことで、水の恵を与えてくれた「弥都波能売神(みつはのめのかみ)」と「御井神(みいのかみ)」に対して行います。
井戸を埋める前に長年の感謝を伝え、工事の安全祈願をし、今後も災いが降りかからないようにお願いします。

魂抜きとは、神棚や仏壇を撤去する際に行うお祓いのことで、お寺の僧侶や住職に魂抜きを行ってもらいます。
仏壇は使用前に僧侶によって魂を入れることで、魂が宿ると考えられており、その魂を抜いて物の状態に戻すことが魂抜きです。

□お祓いの流れやマナーについて!

井戸も仏壇もない家を解体しようとお考えの方の中で、建物解体清祓を行おうとお考えの方も多いでしょう。
ここからは、建物解体清祓の流れやマナーについて解説します。

*建物解体清祓の流れ

建物解体清祓は神社の神主様に来てもらい、お祓いをしてもらうのが一般的で、所要時間は30〜60分程度です。
具体的な流れについては、以下をご覧ください。

・開式の辞
・修祓の儀(しゅばつのぎ):祓い清める
・降神の儀(こうしんのぎ):神様を招く
・献饌の儀(けんせんのぎ):神様に食事をお供えする
・祝詞奏上(のりとそうじょう):神主が祈祷する
・清祓いの儀(きよはらいのぎ):家屋の四隅と入り口をお祓いする
・取毀の儀(とりこぼちのぎ):神様に解体を知らせる
・玉串奉奠(たまぐしほうてん):参列者一同が玉串をお供えする
・撤饌の儀(てっせんのぎ):お供え物を下げる
・昇神の儀(しょうしんのぎ):神様を元にお送りする
・直会の儀(なおらいのぎ):神酒、神様のお食事である神饌をいただく
・閉式の辞

*建物解体清祓のマナー

祭壇で必要な道具については、基本的に神主側に用意してもらえますが、依頼する側も準備するものがあります。
それは、神饌(しんせん)と呼ばれるお供え物です。

お供え物については、以下をご覧ください。
・米:1合
・塩:小皿に1杯程度
・水:コップ1杯程度
・酒:1升以上(熨斗つき)
・魚:尾ヒレ付きの新鮮な魚
・野菜や果物:数種類
・乾物:鰹節、昆布、するめなど

ただし、お供え物で準備するものは神社によって異なる場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

服装については、基本的に普段着で問題ありませんが、だらしない身なりや派手すぎる服は避けましょう。
お祓いをきちんと行いたい場合は、男性はスーツ、女性はワンピースを着用すると良いでしょう。

□まとめ

お祓いをするかどうかは個人の自由なので、お祓いをしたい場合はお祓いをすると良いでしょう。
また、お祓い時の服装について悩まれる方も多いと思いますが、基本的には普段着で問題ありません。
弊社では、充実した自社設備と柔軟な技術力で質の高い解体工事を提供しております。
名古屋市周辺で解体工事の依頼をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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