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解体お役立ち情報 2023.02.28

家の解体の際に大型重機が入らない!この場合はどのように解体するの?

家の解体を行う際に家周辺の道が狭く、大型重機が入らないことがあります。
この場合、どのように解体するのか気になる方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、家の解体で大型重機が入らない場合にどうするのかについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□家の解体の際に大型重機が入らない?その場合はどうする?

家の解体の際に大型重機が入らない場合は、手壊し解体または小型重機を利用して解体します。

*手壊し解体

現代の解体工事では、廃棄物を分別することなく、重機を利用して一気に解体するようなミンチ解体が禁じられているため、たとえ重機を利用できる解体現場であったとしても、ある程度は人の手で解体します。
しかし、解体現場に重機が入らない場合は、すべての工事を人の手で行わなければいけません。
例えば、解体バチと呼ばれる鍛造解体鍬を使用して壁を壊したり、チェーンソーで柱を切断したりします。

また、解体工事では産業廃棄物が発生しますが、車両も入れないような解体現場の場合は、車両が乗り入れ可能なところまで一輪車を利用して産業廃棄物を搬出し(小運搬)、そこからトラックに積む必要があります。
そのため、通常の解体工事と同じように重機やダンプを使用できれば1日で終わる作業でも、それらを使用できない場合はかなりの時間を要します。

*小型重機の解体

解体現場によっては大型重機は入らなくても、小型重機なら入る場合があります。
この場合は、小型重機を利用しますが、解体できる建物が制限されてしまいます。
その理由は、小型という言葉からもわかるように、大型重機よりも小さいため、大きな建物の解体は不可能であるからです。
ただ、木造の2階建てぐらいまでの解体作業は十分行えます。

□手壊し解体にはどのようなメリットがある?デメリットについても解説!

前項で手壊し解体と小型重機による解体についてお伝えしましたが、小型重機すらも入らない場合があるでしょう。
その場合は、手壊し解体のみで行います。
では、この手壊し解体にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

*手壊し解体のメリット

1つ目は、騒音や振動の発生を最小限に抑えられることです。
解体工事では、少なからず騒音や振動が発生し、近隣にお住まいの方にとってはストレスになることもあります。
社会的にも解体工事で、ある程度の騒音や振動が発生することは仕方ないと認識されていますが、むやみに発生させて良いわけではありません。

特に重機を使用すると、かなり大きい音が近隣に響き渡り、振動による影響も与えます。
それに対して、手壊し解体は重機を利用する解体よりも騒音や振動を抑えられます。
チェーンソーのような機械を利用する場合は、騒音や振動が発生しますが、それでも重機と比較すれば深刻なものにはならないでしょう。

2つ目は、安全かつ丁寧な作業ができることです。
重機を利用して解体すればスムーズに進められて期間を短くできますが、その分危険も伴い、近隣の壁や車を傷つけてしまう可能性が0であるとは言えません。
また、車両の下敷きになってしまった作業員が怪我をしたり、最悪の場合は命を落としたりすることもあるため、作業員は常に安全に対する意識を強く持つ必要があります。

それに対して、手壊し解体は死の危険性がある事故を回避できる可能性が高く、隣家への影響を出す心配も少ないです。
さらに、細かい部分に関しては、機械よりも人の手の方が丁寧に行える部分もあるでしょう。

3つ目は、長屋の解体も安心であることです。
長屋とは、玄関や廊下、階段を共有していない2戸以上の住宅が連なっている建物を指します。

長屋全体を解体するのであれば問題ありませんが、「切り離し工事」と呼ばれる、長屋の一部分だけを切り離して取り壊す解体工事もあります。
建物を切り離す際に重機を使用すると、隣の住宅にひびや傷が入ってしまうこともあり、その後の暮らしに影響が出てくる可能性があります。
そのため、長屋の解体では、人手による作業が重要になるケースが多く、重機よりも心配な点が少ないでしょう。

*手壊し解体のデメリット

1つ目は、取り壊しの期間が長くなることです。
前項でも少し触れましたが、手壊し解体の場合は、重機を利用するよりも多くの時間を要します。
例えば、重機を使えば1週間〜10日ほどで完了する工事でも、手壊し解体の場合は1.5倍~2倍ほどの工期がかかってしまう可能性が高いです。
作業員を増やすことで期間を短くできますが、それでも期間が長くなってしまうでしょう。

2つ目は、解体費用が割高になることです。
1つ目のデメリットから予測できるように、作業にかかる期間が長くなるほど人件費がかかります。
また、期間を短縮するために作業員を増やすと、さらに人件費が嵩みます。
その結果、人件費が増える分、施主の費用負担も大きくなってしまうのです。

□まとめ

家の解体で大型重機が解体現場まで入らない場合は、手壊し解体か小型重機による解体を行います。
手壊し解体には、騒音や振動を抑えられたり、安全かつ丁寧な作業ができたりするメリットがありますが、その一方で期間が長くなったり、解体費用が割高になったりするデメリットがあることを押さえておきましょう。
また、弊社ではホスピタリティマインドを大切にして解体工事を行っております。
名古屋市周辺で解体工事をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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